メルマガバックナンバー 柴田登子執筆記事

人前で話すメリット(4)

こんにちは!第1、3月曜日を担当いたしますキャリアコンサルタントの柴田登子です。

 人前で話すメリットシリーズ、今回は「自分を癒すことができる」についてお伝えします。自分の言いたいことを試行錯誤しながら原稿を書くと物事の本質や自分の本心に気づくものだと前回お伝えしました。その気づきに加え、スピーチやプレゼンテーションを実際にやってみるとなぜか「スッキリ」したと感じます。もちろん、発表のプレッシャーから解放されたからというのもあるでしょう。でもそれ以外にもおなかの中にたまっていたものを全部吐き出したような、何とも言えない爽快感がもたらされます。加えて「話してよかった」という充実感も得られます。なぜなのでしょうか。

 そもそも、感情というものはポジティブ・ネガティブに関わらず自分の中にためておくとフラストレーションが起きます。うれしければは誰かに伝えたいし、つらいなら人に聞いてもらいたいと感じます。ですから自分の想いを身体の外に出すと楽になります。排泄は健康に重要な役割を担いますが、身体だけでなく心にもそれをする必要があります。だから話した後「スッキリ」するのです。

「自分の話をちゃんと聴いてもらえるんだろうか」と心配になるかもしれません。しかし割り当てられた時間の中で、自分の話を誰に遮られることなく自由に話せる、それだけでなんだか気持ちよくなります。会話だとそういうわけにはいきませんし、一度に対話する相手の数も限られます。また、たった一人でも目を合わせてうなずいてくれると「話してよかった」という安心感が得られます。自分が選びに選んだ言葉を多くの人に語ったのなら、その安心はより強くなるでしょう。

そうして得られる「スッキリ」や「やってよかった」は大きな心の癒しにつながります。心の健康のためにも進んでそうした機会を持つことをお勧めします。

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