メルマガバックナンバー 大嶋友秀執筆記事

「営業でつかんだコミュニケーションのツボやコツ!」(8)

 みなさん、こんにちは!スピーチコーチの大嶋友秀です。
 営業の商談をテーマとした3回目です。今回は「1分間で話すスキル」を考えます。
 私が営業職の駆け出しだった頃のことです。お客様へ挨拶した後、長々と用件を話していました。新製品の紹介など、準備した内容を伝えるだけで精一杯でした。お客様の反応は鈍く、商品には興味を持ってもらえませんでした。
 ある時、上司から「お客さんは何を期待してるの?」と言われました。私は自分ばかりが話して、肝心の相手のことを考えていないと気づいたのです。そこで、商談のはじめに、用件を1分間でまとめ、先方の要望に合うかを確認するようにしました。合っていなければ、「今、お困りのことは?」「製品に期待したいのは?」などと聞いてみました。すると相手のニーズがだんだんわかるようになりました。
 今回のツボは、1分で話すスキルです。
 1分で話せる情報量は、文字数で約250〜300文字です。多くはないので、構成にも注意をしましょう。まず、用件を簡単に述べ、その後に説明します。例えば「新製品をお勧めします。新たな技術を用いたもので耐久性に優れているからです」のように述べます。説明から入ると、話が長くなりがちですので注意しましょう。
 1分間で話す力がつけば自信を持てます。あなたが会議で意見があれば、発言しようと思えでしょう。あなたがプレゼンを行なっていても、1分間で話せる文量がわかると気持ちにゆとりを持てます。思いがけず、廊下で自社の社長に会っても、日頃考えていた業務改善があれば、その機会に意見できるかもしれません。1分間で話す力があると、ちょっとしたチャンスさえ生かせるのです。
 そのため、日頃から言いたいことを短く話せるように準備をしておきましょう。では、また会いましょう。

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