こんにちは!毎週水曜日を担当する水江 泰資(みずえ ひろよし)です。
本エッセイでは、少人数の打合せや会議運営で役立つファシリテーション・スキルを紹介しています。
今回から新シリーズ『オンラインによるファシリテーション』を説明します。
コロナ禍も3年目に入りましたが、皆さんは今の生活に慣れましたか?
マスク着用や消毒などの対応を強制、指示され、ソーシャルディスタンスを保つなど、「新生活様式」と称した感染拡大防止の施策を私たちは受け入れています。
日常の会議や打合せはどうなりましたか?
2020年2月以降の2年半で、働き方に大きな変化がありました。対面(職場に集まる形態)からテレワーク※へ移行したり、両方を交互に実施したりする職場が増加しています。「いつかは元に戻る」と希望的観測を拠り所とし、対面だけで行ってきた職場もあるでしょう。
しかし、今夏、コロナ感染は再び拡大傾向です。感染者が増えれば、現場作業が伴う仕事であっても、テレワークを導入せざるを得なくなります。私自身も、コンサルタントや研修で関わる各職場の状況は千差万別とはいえ、オンライン化への移行は着実に進んでいるのを実感しております。以前のノーマスクだった生活には戻りません。3度目の正直ならぬ3年目の正直です。
そうした中、仕事を進めるうえで会議やミーティングは不可欠ですから、対面ではなく、オンラインでの情報・意見交換や意思決定が行われていくのは時間の問題だと思います。
そこで改めて、オンラインによる会議の方法を紹介していきます。対面とはやり方は違いますが、同等もしくはそれ以上に効果を上げるコツをお伝えます。
次回は『会議の種類』を説明します。
※テレワークには、従業員が自宅で就業する在宅勤務、サテライトオフィスやコワーキングスペース勤務、移動中の交通機関や取引先オフィスから就業するモバイル勤務などがあり、リモートワークとも呼ばれています。
オンラインによるファシリテーション(1)