メルマガバックナンバー 大嶋利佳執筆記事

現代に活かす武道歌(38)

 毎月2回、第1、3土曜日に歴史上有名な武士や武芸者が詠んだ短歌「武道歌」を紹介しています。古くから伝わる言葉の中には、少し視点を変えて読めば、現代に生きる私たちにも役立つものがあります。
 今月も、戦国時代末期に創始された一刀流に伝わる歌を取り上げます。
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業(わざ)はよく心は浅き人ならば まことの深き下手に劣らん
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 技術が上手でも心が浅い人は、心が深い人にかなわないと述べています。これは「技術は劣ってもよい」ということではありません。
本当に高い技術を身に着けるには、長い時間が必要です。浅い心では、長期間の修行に耐えられません。最後に勝つのは、今は下手でも投げ出さない人なのです。この「まこと」とは、忍耐力、継続力のことだと言えそうです。

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