メルマガバックナンバー 水江泰資執筆記事

ワークショップをやってみよう(16)

こんにちは! 毎週水曜日を担当する水江 泰資(みずえ ひろよし)です。本エッセイでは、少人数の打合せや会議で役立つファシリテーションスキルを紹介しています。ファシリテーションを応用し、ワークショップを社会人教育で活用してみましょう。
前回までは、実際のプログラム進行に沿って、代表的なアクティビティを紹介していくこととし、『グループ分け』『自己紹介』を行いました。
今回は『思いや考えの共有』です。自己紹介をしたので多少気持ちもほぐれ、話しやすい雰囲気になっています。ファシリテーターのセリフで示します。
「テーマは『部門間の風通しをよくする』ですね。このアクティビティは、その課題達成の土台になる重要なものです」と意義を伝え、参加者の意識をこちらに向けます。
「まず、司会を決めてください。(しばらく待つ)
では、各部門がお互いをどう思っているかを伝え合いましょう。司会はメンバー全員に発言を促してください。ぜひ本音をお願いします」
すると、「ホンネ?」と参加者は戸惑うでしょうから、次のように案内します。
「しかし、なかなか言えませんよね。自分では正しいと思って伝えても、相手がどう解釈するかわかりません。また、どう伝えたらよいか悩んでいる場合もあるでしょう。そこで、無理なく発言できるように約束を挙げます。聴く側にもあります。それに従って進めてください。(投影などで掲示する)
〇話すとき
・事実に基づき主張する
「こういう出来事があったが、XXXXで困る(助かる、ありがたい、こうしてほしい)」
・「XXさんの意見と同じ」はだめ
似ていると感じても自分の言葉で述べましょう。解釈が違うかもしれません。
〇聴くとき
・しっかり聴く
相手の発言に意識を集中しましょう。
・議論せずに受け止める
反論したくても、「そうなんですね」と受け止めましょう。
(力を込め)皆さんの本音が課題達成につながります!」
次回はこの続きを紹介します。

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