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プロ意識を体現する(16)占部正尚

■ワンポイント・エッセイ
     プロ意識を体現する(16)
     謙虚以上、傲慢未満(その12)最終回   占部 正尚

 最近は多くの講師・コンサルタントがブログやSNSを通して、
自身のプロとしての力量や魅力をアピールしています。加えて、
趣味や家族・友人との楽しく充実した関係を掲載して、人間とし
ての幅の広さを表現するケースも増えています。
 そこで気になるのが、自分の年収や所属する組織の売上等を必
要以上に書き込む人が目につくことです。年収・売上が多いとい
うことは、仕事量・契約量も多く、それだけ実力があることを主
張したいのでしょう。
 ただし、お客様が文面通りに受け取ってくださるかどうかは甚
だ疑問です。場合によっては、そういう姿勢は傲慢と思われたり、
胡散臭さを与えてしまったりもします。
 なぜなら、おそらくセミナー・研修を通して人材育成や組織の
強化・発展に成功している企業・団体が講師・コンサルタントに
求めるものは、純粋にプロとしての力量や実績、そして品格だか
らです。
 選ばれ続けるプロ中のプロは、お金のことを口にせずとも、結
果として、それなりにレベルの高い“衣食住”を享受しています
し、よりお客様にとって有意義な情報収集や自身の鍛錬に日夜励
んでいます。
 プロとして求められるのは、「私(I)はどんな存在か」をア
ピールする以上に、「お客様(You)に対して何ができるのか」
を明確に提示する姿勢なのです。

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soshikan

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