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ファシリテーションで多様性を活かす(3)

こんにちは!毎週水曜日を担当いたします水江 泰資(みずえひろよし)です。
ファシリテーションのスタート地点とも言えるのが、関係者間の「目的」の設定や共有です。ファシリテーターはまず、関係者から「目的」を伝えられることから仕事が始まります。
目的とは、「なぜ… 」「どうして… 」「なんのために…」という表現で表されるもので、行っている活動理由や意義のことです。
例えば、ファシリテーションの活用場面の典型例として会議や話し合いがあります。
会議の運営者(主催者)から「今度の会議のファシリテーションをお願いしたいのですが…」と、ファシリテーターを依頼されたとしたら、あなたはどうしますか?
引き受けることが前提だとしても、主催者に何の確認や質問もなく「はい、わかりました。どうぞよろしく…」と即答し、そのまま現場に入る人はいないと思います。
主催者が会議の時間を持つのには何か目的があるはずです。
その目的を達成するために、あなたに依頼しているのです。
主催者の依頼に対して、あなたは、「なぜその会議を行うのか」
「どうしてその話し合いが必要なのか」または「私にファシリテーターを依頼する理由は何か」など、聴き取りを重ね、会議の目的を明確にしていく必要があります。
なぜならば、私の経験上、聴き取りを重ねるにつれて、依頼を受けた当初の目的とは違う目的(真の目的とでも言いましょうか)が露呈することがたびたびあったからです。
次回は、目的の明確化の重要性についてさらに解説していきます。

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水江泰資

水江 泰資

研修講師、国際認定ファシリテーター
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