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ファシリテーションで多様性を活かす(50)

こんにちは! 
毎週水曜日を担当します水江 泰資(みずえ ひろよし)です。
本エッセイでは、少人数の打合せや会議運営で役立つファシリテーション・スキルを紹介しています。
先月までは、50回にわたり主に司会進行を行う方々のためのスキルを紹介してきました。
これが会議に活かされると、無駄な時間が短縮される、発言の質が高まる、決まった結論がきちんと実践されるなど、メリットがたくさんあります。

では、司会進行役の人だけが身に付け実践すれば良い会議になるかと言えばそうではありません。
参加する人全員がファシリテーションを意識し、行動してこそ、このスキルは活かされるのです。
まず、一人一人が議題の目的や目標をしっかりと認識して着座することから始まります。
そして、議論が始まれば、傾聴姿勢で以て、お互いの意見や考えを尊重し合いましょう。
最後は、組織としての全体最適と個人のやりがいの両方が生きる結論を導き出せれば最高の会議になります。

人は、たとえ結論が自分の思った通りでなくても、会議の過程(プロセス)において、ちゃんと聴いてもらえた、十分に議論を尽くしたという感情が満足されれば決定に従うのです。
目標達成や意思決定などで悩んでいる経営者、管理・監督層はもちろん、はじめて部下を持つリーダー層の方々にもぜひ身に付けていただきたいです。

そこで、今月からは読者対象を広げ、司会者だけではなく、会議の参加者全員が身に付けておくと役に立つスキルを紹介していきます。
正しく理解していただくために、まずは、基礎となる考え方を紹介します
序盤は「ロジカルシンキング(論理思考)」、続いて「クリティカルシンキング(批判思考)」、終盤は「システムシンキング(システム思考)」を予定しています。
どれもスキルの実践には不可欠なものばかりです。
従来通り、具体例も挙げてわかりやすく解説しますのでどうぞご期待ください。

  • この記事を書いた人
水江泰資

水江 泰資

研修講師、国際認定ファシリテーター
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