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ファシリテーションで多様性を活かす(11)

 こんにちは!毎週水曜日を担当いたします水江 泰資(みずえひろよし)です。
前回までは、ファシリテーションの5つの重要ポイントのひとつとして、まずは『会議の目的を知る、共有すること』を紹介しました。なぜその会議を行うのかという意義や理由を最初に設定するのはとても重要なことです。
参考に、事例の企画課長Aさんが行うべきだった目的の共有例をふたつ挙げておきます。
「この会議の目的は、上層部の会議にかけるための実行計画案を立てることです」
「上層部の期待に応えるための新規提案を早急に打ち出す必要があります」
さて、続いては、ファシリテーションの重要ポイント2として『目標』について解説します。目的と目標は似ているようですが、意味の全く違う言葉です。
目的とは先述の通り、ある行為を行う意義や理由であり、「なぜ」という問いかけから始まります。
一方、目標とは到達すべき地点を示し、「何を」「どこまでやる」という具体的な記述が求められます。
A課長の会議場面では、次のような内容が目標として挙げられます。
「ひとり一案を持ち寄って、プレゼンテーションし合い、最終一案に絞る」
「前回の最終案をたたき台に、さらに皆でアイデアを乗っけ合い、最高の一案を作る」
なお、目的と目標はワンセットであり、まずは目的が先に決まります。また、大きな目標は小さな目標の目的となって「目標の連鎖」を構成することもあります。
次回は目的と目標の関係性をもう少し詳しく見ていきます。

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水江泰資

水江 泰資

研修講師、国際認定ファシリテーター
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