メルマガバックナンバー 柴田登子執筆記事

スピーチ・プレゼンテーションのポイント(6)

こんにちは!第1、3月曜日を担当いたしますキャリアコンサルタントの柴田登子です。
スピーチ・プレゼンテーションを行う前に抑えておきたいポイント、最後は「どのように?」をお届けします。自分の伝えたいことを理解してもらうには、聞き手に理解・共感させましょう。
目の前にいる人たちがわかるように表現を変え、「ああそれは必要だよね」と感じるように工夫するのです。
 まず、伝える相手に合わせて使う言葉を選びます。自分の専門領域のプレゼンをするとき、同業者などある程度知識のある人にはビジネス用語や専門用語用いても問題ありません。むしろ話が早く済みますが、それ以外の人には注意が必要です。
例えば、私のようなキャリアコンサルタントが講義を行なうとき、「キャリア」を「これまでの職務経験」と言う意味で用います。しかし多くの人は官僚やキャリアウーマンなど能力の高い特別な人の話と捉え、自分とは関係ないと思い込んでしまいます。このように、専門的な意味と一般的な用法が異なる語句は数多くあります。自分の業界でよく使う言葉だからと当たり前に用いず、聞き手に伝わるかどうかを考えてみましょう。
 また共感を得るために、自分の主張は相手にとってもメリットがあると示しましょう。あなたの主張がどんなにためになることでも、それが聞き手にとって全く興味がなく、しかも自分にメリットがなければ聴く気にはなりません。
上記のキャリア講義では受講生に「職務経歴の棚卸」を促した時、多くの人がそれを面倒だと感じ避けたがります。しかし「それをやってみると自分の強みが整理できます」「そこから転職や昇進の時のアピールポイントや、あとどのような経験をすればステップアップできるかを見出せます」などと伝えれば、その話題が「自分ごと」に変わり話を聴く姿勢ができます。そして内容を受け止め、行動につながるのです。あなたが提供するテーマが相手にとってどうメリットになり得るか、必ず聴き手の立場を考えて伝えるようにしましょう。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

-メルマガバックナンバー, 柴田登子執筆記事

© 2024 講師道錬成道場『雙志館』