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スピーチ・プレゼンテーションのポイント(2)

 こんにちは!第1、3月曜日を担当いたしますキャリアコンサルタントの柴田登子です。

 スピーチ・プレゼンテーションを行う前に抑えておきたいポイント、今回は「何のために?」を掘り下げます。イベントでの挨拶やビジネスでのプレゼンを頼まれたとき、なぜ自分にその役が回ってきたのかを意識していますか。「役職が一番上だから」「担当者だから」と簡単に考えているのではないでしょうか。そうだったとしても、ならば自分は何を述べるべきなのか、もう一歩踏み込んで考えてみてください。「役職者の私には何を言うことが期待されているのだろう」「担当者の自分が話せることって何だろう」などと考えれば、聞く人の印象に残るトークができるでしょう。 

 例えば、「役職が一番上の人に挨拶してもらいたい」と依頼をして来る人にはどんな目的あるのでしょうか。最年長者や役職者として、聴く人たちに高い評価を示したり、ねぎらいの言葉をかけてたり欲しい。またはその場に重みをもたせたい、などと考えているかもしれません。一方で若年層に話す機会を与えるときは、明るくてフレッシュな雰囲気を求めている、何らかの変化を期待している、などもあり得るでしょう。

プロジェクトについてのプレゼンなども、「担当が当然やるもの」と誰もが考えるのは自然なことです。なぜなら担当者だからこそ、その仕事の内容や苦労を一番よく知っている。そして熱意を持っているはず。だから上司や先輩ではなく担当者なのです。その期待を考えて「担当ならではの話をしてやろう」と意気込む人と、「担当だから仕方がない」としぶしぶ取り組む人とでは、プレゼンの結果が異なるのは明らかですね。

 スピーチ・プレゼンテーションでは、相手が聴きたいと思っている内容を確実に把握する必要があります。状況から「何のために」自分が話すことになったのかを上記のように考えてみるか、依頼した人や聴衆となる人に直接聞いてみてもよいでしょう。得られたニーズを内容に盛り込めば、伝えたいメッセージを受け入れてもらいやすくなります。

  • この記事を書いた人
柴田登子

柴田 登子

国家資格キャリアコンサルタント、研修講師
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