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ファシリテーションで多様性を活かす(23)

こんにちは!毎週水曜日を担当いたします水江 泰資(みずえひろよし)です。
本エッセイでは、業種を問わず10名くらいまでの打合せや会議を運営する際の様々なファシリテーション・スキルを紹介して
います。
前回から、「オンラインにおける会議の場づくり」を大きなテーマとして掲げ、今回は第1回目として「在宅勤務・テレワークで生じている心理的な問題」を取り上げます。
現在、筆者のもとへ「オンライン会議をやりたいが…」という相談が急増しています。その理由は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、在宅勤務やテレワークの導入を検討しようとしている組織が増えているからです。
相談は、概ね「通信機器をどうそろえるか?」「オンラインアプリの使い方は?」というハード面に関する内容から入ります。
しかし、話が進むにつれ、参加メンバーに心理的な悩みがあることを打ち明けられ、この対応に相談時間の多くが割かれています。
本エッセイでは後者に的を絞っていますが、悩みは以下のようなものが挙げられます。
1.不信感…相手は他の仕事をしているのではないか、サボっているのではないか。
2.不安感…2の逆で、相手から自分はサボっていると思われているのではないか。
3.苛立ち…リアルではすぐに処理できたのに、オンラインでは手数がかかる。
4.億劫さ…いちいちコンタクト取るのが面倒くさくなって、放置状態になる。
5.疎外感・孤立感…自分だけが輪に入っていない。のけ者にされているのかも。
6.不安定感…手掛けている業務がうまくいっているのかどうかわかりにくい。
7.不透明感…相手や周囲の様子がわからない。職場の全体感がつかめない。
なお、これらは職場の特定階層だけに感じられるものではなく、上司・部下、先輩・後輩、双方に生じています。
読者の皆様の職場ではいかがでしょうか。似たような悩みはありませんか。
次回は、これら心理的な問題の対処方法について解説します。

  • この記事を書いた人
水江泰資

水江 泰資

研修講師、国際認定ファシリテーター
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