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ファシリテーションで多様性を活かす(22)

こんにちは!毎週水曜日を担当いたします水江 泰資(みずえひろよし)です。
本エッセイでは、業種を問わず、多くても10名までの打合せや会議を想定し、進行するうえでのポイントとなる様々なファシリテーション・スキルを紹介しています。
前回までは『意見と人を切り分ける』『会議の進行役にふさわしい人は誰?』などを紹介してきました。
今回からは「オンラインにおける会議の場づくり」をテーマに、オンラインでのファシリテーションのポイントを解説していきます。
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、在宅勤務、テレワークを導入する組織が増えています。インターネット回線を利用し、従業員各自が自宅などのリモート環境に設置されたパソコンやタブレットで接続し参加するオンラインによる業務運営に切り替えています。
しかし、今まで行っていた仕事の内容そのものが大きく変わるわけではありません。ですので、仕事を進めるうえでの出発点となる打合せや会議をどうするかが課題となってきます。従業員は物理的に距離がある状態にあります。会社に集まって行っていた会議はどうなるでしょうか。毎月または毎週開催している通常の業務会議はもちろん、急なプロジェクトが立ち上がったり、はたまたトラブルが発生した時の緊急ミーティングはどうすればよいのでしょうか。
現在、筆者のもとには「オンライン会議をやりたいがどうすれば良いか」との相談が急増しております。相談内容には大きく分けてふたつあります。
ひとつはオンライン設備や機器、例えばパソコンやWi-Fi環境などをどう揃えていけばよいか、どう使えばよいかといったハード面に関することです。
もうひとつは、オンラインでの打合せや会議に際しての心の問題、例えば「部下(または上司)の反応や態度がつかみきれないのでもどかしい…」「会社にいた時のように議事がスムースに進められないのでイライラします!」といったソフト面に関することです。
本エッセイでは、後者の心理的な面を中心にアドバイスをしていく予定です。
次回は「オンラインにおける会議の場づくり」の最初のテーマとして「在宅勤務・テレワークで生じている心理的な問題」について解説します。

  • この記事を書いた人
水江泰資

水江 泰資

研修講師、国際認定ファシリテーター
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