メルマガバックナンバー 占部正尚執筆記事

プロ意識を体現する(4)占部正尚

■ワンポイント・エッセイ
 プロ意識を体現する(4)今あるものでベストを尽くす(その4)
                                      占部 正尚

 皆さんは、講師として“今あるもの”をきちんと把握できてい
ますか?講師デビューして間もない人はともかく、1つのテーマ
で30回以上の登壇実績のある講師であれば、本人が自覚してい
るかどうかは別として、大きな可能性を秘めているはずです。
 例えば、マナーを教える講師が自分の価値を高めるために何を
考えるべきでしょうか。それは、お辞儀の種類を教えることがで
きたら、次にお辞儀の角度を場面ごとに教えることではありませ
ん。
 大切なのは、マナーが必要な理由や目的を考え、そこから派生す
る物事を自分のノウハウとして広げていくことです。
 マナーとは相手に良い印象を与えるためのノンバーバル(非言語)
のコミュニケーションであることに気づけば、コミュニケーション
関連の情報提供ができるようになります。
 さらに、コミュニケーションについて一家言を持つことができれ
ば、言葉の大切さを応用して顧客満足度の高め方や、チームビルデ
ィングのポイントに関する情報提供もできます。
 そうなると仕事の幅が広がり収入も増えますし、何よりもお客様
からの信頼度が増します。1つの専門分野の話しかできない講師よ
りも、専門分野の周辺情報にも詳しい方がプロとして高く評価され
るからです。
 すべては“今あるもの”を把握して、そこからプロとして何を広
げていくかを真剣に考えることから始まります。


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