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現代に活かす武道歌(48)

 毎月2回、第1、3土曜日に歴史上有名な武士や武芸者が詠んだ短歌「武道歌」を紹介しています。古くから伝わる言葉の中には、少し視点を変えて読めば、現代に生きる私たちにも役立つものがあります。
 引き続き、戦国時代末期に創始された一刀流に伝わる歌を取り上げます。
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はるばると五常の道をたづねきて 今は雲ゐをはなれぬる哉
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「五常」は、11月5日の回でも触れたように「極意」のこと、「雲ゐをはなれぬる」は、日常生活の中でできるようになった、という意味です。これは小栗満辰という武士の辞世の句です。
人生の最後に「極意というにふさわしい日々を送ることができた」と述べています。私たちも、このような境地を目指して生きていきたいものです。
 本年は、私の担当はこれを持ちまして最終となります。来年は1月21日(土)からを予定しております。皆様ご自愛の上お過ごしになり、よいお年をお迎えください。

■■第38回暁烏敏賞の佳作を受賞した大嶋利佳の論文が公開されました。石川県白山市ホームページ「暁烏敏賞 入選論文」か
らPDFでご覧になれます。

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