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ファシリテーションで多様性を活かす(14)

 こんにちは!毎週水曜日を担当いたします水江 泰資(みずえひろよし)です。
 前回までは、ファシリテーションの5つの重要ポイントとして、ひとつめに『会議や話し合いの目的』、ふたつめに『目標』、みっつめとして『プログラム』まで挙げました。
 プログラムは「議題」と「プロセス」で構成されますが、前回は議題について、その提示方法を紹介しました。
 今回は、議題に基づき、話し合いや会議を具体的に進める『プロセス』という概念を紹介します。プロセスとは会議の「過程」に関わる側面のことです。
 例を挙げますと以下のような事柄です。
・どんなふうに議論を進めるのかといった「会議の進行方法を検討し実行する」
・参加者の意見を引き出し噛み合わせる「論点を整理する」
・初対面同士や対立関係にある参加者同士の「関係性を促進する」
・激高する、ふさぎ込むといった参加者の「感情を取り扱う」
 などが挙げられます。
 会議の参加者は、ひとりひとりが情報や意見、経験や思いを持っています。これらをコンテンツと呼びます。会議の成功・不成功は、参加者のコンテンツを取り扱うプロセスの舵取り次第だと言っても過言ではありません。
 その場に集った参加者の意見を分け隔てなく引き出し、噛み合わせ、論点を整理し絞りこみ、課題解決へ導いていく。それがファシリテーションです。
 次回は、ファシリテーションの重要ポイントのよっつめとして「参加者」について解説します。

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水江泰資

水江 泰資

研修講師、国際認定ファシリテーター
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